金策冒険家エイジのblog

私は、私のままで、成功していける。金策冒険家エイジの思考と実践の、不定型な日常。
本や家電、ゲームのレビュー、日常を題材とした小説、メルマガほか。
<< 2019年07月 >>   1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

恋とは何か? - NHKスペシャル「女と男(1) 」を観て(1)

Thursday, 15, 2009 at 17:25
録画しておいたNHKスペシャル「女と男(1) 惹(ひ)かれあう二人 すれ違う二人」を観た。

女と男


恋愛に関わるさまざまな謎を学術的に解明していく極めて興味深い内容。
観ながら録画しておいてよかったと思った。
NHKスペシャルの中でも出色の出来。
記録しておく価値を感じ、2回目はノートをとりながら観た。
以下、その詳しい内容と感想。

恋のドーパミン


男女の恋愛の仕組みについて30年研究しているラトガーズ大学教授ヘレン・フィッシャー博士。
博士の研究への参加を申し出たサム(22)とジェシカ(19)。
二人はアルバイト先で出会い、またたく間に恋に落ちた。
ジェシカはサムのためなら死ねると言い、サムも同様に答える。

二人をMRIに入れ、恋人の画像と無関係の異性の画像を交互に見せる。
恋人の画像を見せたときにだけ反応する場所を探っていく。

測定の結果、どちらも脳の同じ場所で活発な活動が見られた。
恋をしているとき、男女とも脳の同じ場所が働く。
これはサムとジェシカに限ったことではなく、万国共通で見られる現象とフィッシャー博士。
その場所は脳の奥深くに位置する腹側被蓋野(ふくそくひがいや)。
いわばここが、恋の中枢

うれしいと感じたり快感を感じるときに大量に放出される神経伝達物質ドーパミンはここでつくられる。
サムとジェシカが互いの顔を見つめたとき、脳ではドーパミンが放出され、喜びや快感を感じていた。

脳はドーパミンが出たときの状況を学習し、次に同じ行動を起こしやすくすることが知られている。
つまり、相手を見て快感を得ると、また見たくなる。
相手のことばかり考えていたり、相手からの電話をずっと待ち続けたりするのも実はドーパミンの仕業。


「恋は盲目」のメカニズム


激しく恋に落ちている人たちの脳を研究しているロンドン大学教授セミール・ゼキ博士とその教え子アンドレアス・バーテルス博士。
恋人の顔を見たときに限って活動が低下する部位を発見。
扁桃体と頭頂側頭結合部。
そこでは物事を否定的にとらえたり批判や判断を行う場所。
つまり、恋をすると、恋人を批判的に見られなくなり、相手を受け入れずにはいられなくなる


恋とは何か?


快感によって相手に夢中にさせるドーパミンのシステム。
相手に対する否定的な気持ちを抑え込むシステム。
恋はこの2つのシステムが連係する脳内のメカニズムによって成り立っている。


[単行本とDVD]
だから、男と女はすれ違う―最新科学が解き明かす「性」の謎 NHKスペシャル 女と男 DVD-BOX NHKスペシャル 女と男 第1回 惹かれあう二人 すれ違う二人 [DVD]




ここまでの感想


「なぜこんな男(女)にこの女(男)が」という疑問は誰しも持つ。
男の中には絶対に付き合ってはいけないタイプというのがいて(女性の中にもいるだろうが)、もし付き合ったら確実にその女性は不幸になる。
男からはそういうタイプの男が一目瞭然なのだが、どうして女性にはそのあたりのことがわからないのだろうと前々から疑問だった。

女と男


なるほど、相手の顔を見れば快感を感じ、相手の欠点が目に入りにくくなる脳になってしまえば、そうなるのも致し方ない。
別れてしばらく時間が経ち、冷静になって過去をふり返ったとき、「どうしてあんなのと付き合ったんだろう?」という体験は誰しも心当たりがあるに違いない。
脳が恋にやられてたのだ。

では、そもそもなぜ脳に恋愛のシステムが組み込まれているのか?
それを見ていく。


[記事の評価をお願いします!]

素晴らしい すごい とても良い 良い

コメント
name:
email:
url:
comments:

トラックバック
trackback url:
NHKスペシャル「女と男(3) 男が消える? 人類も消える?」を観た。 この「女と男」シリーズは全3回。 第1回の「惹(ひ)かれあう二人 すれ違う二人」は記録しておく必要性を感じ、詳しいレビューを書いた。 この第3回の内容も興味深く、またショッキングでもあり
金策冒険家エイジのblog | Tuesday, 27, 2009 at 18:28
録画してあった2009年5月2日(土)放送の「土曜プレミアム『緊急特番 サイエンスミステリー7 それは運命か奇跡か!?〜DNAが解き明かす人間の真実と愛〜』」を観た。 番組は第一章「父が女になっていく」、第二章「遺伝子と愛と離婚のミステリー」、第三章「短い命を刻
金策冒険家エイジのblog | Tuesday, 12, 2009 at 19:25
常に心に留めておきたい詩
危険から守り給えと祈るのではなく、危険と勇敢に立ち向かえますように。

痛みが鎮まることを乞うのではなく、痛みに打ち克つ心を乞えますように。

人生という戦場で味方をさがすのではなく、自分自身の力を見いだせますように。

不安と恐れの下で救済を切望するのではなく、自由を勝ち取るために耐える心を願えますように。

成功の中にのみあなたの恵みを感じるような卑怯者ではなく、失意のときこそ、あなたの御手に握られていることに気づけますように。

(ラビンドラナート・タゴール「果物採集」より 石川拓治訳)


奇跡のリンゴ 「絶対不可能」を覆した農家 木村秋則の記録
(この本の中の一節です)
amazon.co.jp サーチ




with Ajax Amazon




ページトップへ