金策冒険家エイジのblog

私は、私のままで、成功していける。金策冒険家エイジの思考と実践の、不定型な日常。
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恋愛するのは子育てが大変だから - NHKスペシャル「女と男(1) 」を観て(3)

Saturday, 17, 2009 at 14:10
恋する男性の脳を調べると、島皮質と呼ばれる視覚に関係した部位を活発化させていることがわかった。
恋愛中、男性は視覚を働かせて女性を評価する。
腰のくびれを見て、健康な赤ちゃんを産んでくれるかどうかを見極める。

赤ちゃん


では恋する女性は脳のどこを活発化させて男性の何を見ようとしているのか?


恋愛するのは子育てが大変だから


恋愛中の女性だけが活発になった脳の場所。
そこは帯状回と呼ばれ、記憶に深い関係があると言われている。

ヘレン・フィッシャー博士曰く、「相手がいい父親になってくれるか見た目だけでは判断できません。だから女性には記憶が頼りなのです。相手が何を約束し、それを果たしてくれたのか。正しい相手を選ぶことが大事なんです」。

恋する男女の脳の違いはともに子育てのために相応しい相手を探しているという事情が隠されていた。
実は子育てこそ生物としての人間が恋愛システムを進化させた理由。

人類の祖先は約400万年前までに二足歩行を始めていた。
自分の体重を二本足で受け止めるため、骨盤の形が大きく変化。
そのせいで赤ちゃんが産み出される産道を大きくできないという制約が生じた。
道具を使い狩りをすることで栄養価の高い肉を食べられるようになり、その結果脳が大きく発達。
大きくできない産道に、大きくなった脳。
このため赤ちゃんは未熟児の状態で産まざるを得ない。

未熟な状態で生まれた赤ちゃんは母親が付きっきりで世話をしなくてはならない。
こうした事情から、子育ての間きちんと協力してくれるパートナーが必要になった女性が、記憶を頼りに男性を見極めるようになったのではないか。

男性も大量のエネルギーを消費する大きな脳を持つ我が子が育つには、栄養価の高い食べ物を常に届けなくてはならない。

このように男と女が特定の相手とペアを組み、確実に子供を育てる。
そのために恋愛のシステムが発達したとフィッシャー博士は考えている。

哺乳類の中でつがいで子育てをするのは3%しかいません。人間はその少数派に属しています。子育てが大変だから。男と女が協力する、そのために恋愛のシステムが進化したのだと考えています」とフィッシャー博士。


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ここまでの感想


「なんでそんな昔のことを事細かに覚えてるの?」という男性。
「どうやったらそんな簡単に忘れられちゃうの?」という女性。

結婚記念日や誕生日を忘れたり、デートの約束をドタキャンしたり。
そうした男性側のミスを女性はいつまでも詳細に覚えている。
理由は、パートナーが誠実で信頼できるか確かめるため。

長きにわたる狩猟採集生活の中で、信頼できない不誠実な男性をパートナーにした女性の子供がたくさん死んでいったのだろう。
確かな相手を選べなければ、子孫を残せない時代だったに違いない。

次は恋が冷めるメカニズムについて。


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(ラビンドラナート・タゴール「果物採集」より 石川拓治訳)


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