金策冒険家エイジのblog

私は、私のままで、成功していける。金策冒険家エイジの思考と実践の、不定型な日常。
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男は無自覚に地雷を踏む - NHKスペシャル「女と男(1) 」を観て(6)

Tuesday, 20, 2009 at 16:30
ゴッドマン博士の研究に参加したジェフ(50)とケリー(48)夫婦の会話。
男性の立場からすると、ジェフはただ正しくあろうとしただけなのだ、と弁護したくなる。

クレジットカード


この問題の原因は妻の浪費癖にあることは明らかだ。
それが改善されない限り、ジェフは毎月末想定外の出費におびえなくてはならない。

ジェフはケリーが自分の浪費癖に無自覚であることが問題解決につながると分析し、「支払いの先延ばしはだめ(カード決済)」ということをわからせようとした。
それは誰でも知ってる「基本的なこと」とし、「専門家」という権威を持ち出して自分の主張の正しさを裏付けた。

きっとケリーも、ジェフの正当性は認めていただろう。
だが、ケリーにとっては自分の浪費癖よりも夫の侮辱の方が大罪だった。
ケリーはどこかでそれを訴えたかったのだろう。
それが「家のお金を握ってるあなたにひざまずけってこと? どうかお支払い下さいって」という挑発的な言葉になった。

女性のこうした態度に対する男性の反応は2つ。
売り言葉には買い言葉、とばかりに言葉の応酬で報復するという口喧嘩開始パターン。
もはや建設的議論にはならないと早々に白旗、会話を強制終了するだんまりパターン。

このときジェフは「こっちは正しいこと言ってるのに、なんでキレられなくちゃならないんだ?」と心の中でつぶやいていたに違いない。
ジェフは踏んでいたのだ、ケリーの怒りを爆発させる地雷を。

開始1分で!

だが、そのことに気付かない。
だから妻が突然怒りだした理由がまったくわからない。
わかっているのはもはや話し合いにはならない、という状況だけ。


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男は無自覚に地雷を踏む


重要なのは、男性が正しくあろうとするあまり、無自覚に女性を見下してしまうという点だ。

男性の中には、見下すとは「オマエらみたいな○○は、社会のクズだ!」的な言動のことだと思っている人もいる。
常識的に」や「専門家が言うには」などの表現を使っただけで見下したことになると気付いている男性は決して多くないはずだ。
というのは、男性同士の会話で、この手の表現は頻繁に使われるからだ。

ジェフとケリーの会話の様子を見ながら、私も最初ジェフのどこが悪いのかわからなかった。
解説を聞いて、「なるほど、確かに……」と納得した。

女性の立場からすると、「そんなこともわからないの!」とのお叱りを受けそうだが、残念ながらそんなこともわからないのが男という生物なのである。
この番組を見た男性視聴者(私含む)は相当勉強になったはずだ。

次は夫婦喧嘩を繰り返してしまう理由について。


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